チンギス紀5巻絶影 (ぜつえい)【北方謙三】の感想と評価は?テムジンはモンゴル人じゃなかった!?

水滸伝や三国志・岳飛伝といった歴史小説を書くことで有名な北方謙三さん。

その北方謙三さんの最新作チンギス紀。

もちろんあの歴史上2番目に大きな領土を広げたモンゴル帝国を作った男チンギス・ハーンの物語です。

今回は、チンギス紀の4巻遠雷 (えんらい)を読んだ感想を紹介します。

チンギス紀5巻絶影 (ぜつえい)のあらすじは?ネタバレ注意

5巻のあらすじを紹介します。

再びタイチウト氏と戦うことになるテムジン。

2倍以上の兵力を要するタイチウト軍に速さで対抗します。

機動力を使って敵の兵糧攻めを見事成功させます。

そして、タイチウト軍の中でテムジンを待ち構える玄翁。

テムジン軍はタイチウト軍には見向きもせず、玄翁の50騎を攻めます。

そして玄翁と一対一で対峙するテムジン。

玄翁を打倒します。

玄翁の死に際に放った「お前は父親を殺したんだ」という言葉を聞いて驚きを隠せないテムジン。

なんと玄翁はテムジンの父親だったのです。

玄翁が破れタイチウト軍も散り散りとなり、最終的にタイチウト軍に勝利するテムジン軍。

タイチウト軍の領土の一部を奪い、さらに勢力を拡大させます。

戦の後、テムジンの元に玄翁の剣が届けられます。

玄翁が金国の人間だと知り、自分のルーツを探るテムジンは旅に出ます。

旅の途中、玄翁を知る人物に出会い、玄翁は楊令の子孫だと知ります。

自分のルーツを知るテムジン。

そして、モンゴル草原の勢力図が大きく動き出しそうなところで5巻は終わります。

チンギス紀5巻絶影 (ぜつえい)の評価は?

面白かったです。

玄翁がまさかのテムジンの父親という設定。

そしてまさかの梁山泊と関係しているとは。

面白い設定ですね。

そしてそろそろモンゴル草原の勢力図が動き出す前振りとしてはとても良かったのではないかと思います。

みんなの感想を紹介

チンギス紀5巻絶影 (ぜつえい)を読んだみんなの感想を紹介します。

  • やっぱなー!チンギス紀は岳飛伝からの続き物だわ!!

  • 玄翁との対峙、そして語られる想い…過ぎ去りし時、志に生きた好漢たちの想いが受け継がれていることを強く噛み締められるその内容に、心の底からふるえました…

  • ただ、北方の歴史物で水滸伝からチンギス紀まで追いかけている人がほぼいないだろうから、共通の話題がない。そして自分自身、岳飛伝の内容ほぼ覚えていない。 でも、なんの脈略もなく崖から落ちていったやつは今も覚えている。このシリーズに出てくる犬はみんなもふもふで可愛い。

  • チンギス紀5巻、大変おもしろかった!ってかこれ、水滸伝のシリーズも読んだ方がたのしいだろうな?

  • テムジンと玄翁の死闘、そして、吹毛剣。 北方三国志ファンのボクにとっては、一気にギアが上がっちゃいます。

  • 遂に玄翁との決着がついたかー。もうテムジンがタイチトウと戦うたびにドキドキしながら読んでたけれど、これで…

  • チンギス紀5巻中盤だが、吹毛剣と宣凱が出てきてすでにアゲアゲなテンション上がってまいりましたよーー!

  • もしこの後、大きく章分けされるのであれば、この巻は区切りにあたることは間違いない。玄翁との決着、テムジンの正体、そして北方大水滸伝・梁山泊メンバー再登場

  • 北方謙三先生のチンギス紀5巻読了。いやーもう、玄翁が死んでしまうとはね!! しかもあんな死に方とは…メルキトのトクトアもあわやジャムカにやられちゃうのか、とハラハラした。結構トクトア好きな人物像だから、まだ死なないで欲しいな。

  • 部屋の掃除途中でチンギス紀5巻読み始めて、玄翁の最期や宣凱登場に心が躍る。梁山泊の名前が出てきたり、少しだけでも繋がりが見えて良いね。最後まで読もうとすると時間があっという間に過ぎちゃうから、一旦やめるけど…

  • 僕の玄翁についての予測は外されまして、まさかあの人だったとは。

  • 楊業→(略)→楊志→楊令→(聚義庁預かりからの史進からの)→胡土児→テムジン あっ、これは北方謙三先生の完結した大水滸伝の続きのチンギス紀です‼︎

  • 玄翁との決着がつき、新たな展開へ。あの場面を読んだ人は「~かよ!」って突っ込んだと思うけど。ネタバレだから書けない。各陣営に新たな人が集まり始め、戦国時代に突入しそう。次巻が楽しみです。

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北方謙三のおすすめ作品を紹介

チンギス紀以外にも北方謙三さんの作品のおすすめ作品を紹介します。

私が一番おすすめなのは三国志です。

なぜかというと、この作品が私にとっての北方謙三作品だったからです(笑)

歴史好きの方で三国志の事を聞いたことがない方はいないと思います。

ですから、誰でも読める面白い本だと思います。

時は、後漢末の中国。政が乱れ賊の蔓延る世に、信義を貫く者があった。

姓は劉、名は備、字は玄徳。

その男と出会い、共に覇道を歩む決意をする関羽と張飛。

黄巾賊が全土で蜂起するなか、劉備らはその闘いへ身を投じて行く。

官軍として、黄巾軍討伐にあたる曹操。

義勇兵に身を置き野望を馳せる孫堅。

覇業を志す者たちが起ち、出会い、乱世に風を興す。激しくも哀切な興亡ドラマを雄渾華麗に謳いあげる、北方〈三国志〉第一巻。

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次にお勧めなのが水滸伝です。

これも名前ぐらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

この作品は司馬遼太郎賞を受賞するほどの超傑作です。

どんな内容化というと。

十二世紀の中国、北宋末期。重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。

その腐敗した政府を倒そうと、立ち上がった者たちがいた―。

世直しへの強い志を胸に、漢たちは圧倒的な官軍に挑んでいく。

地位を捨て、愛する者を失い、そして自らの命を懸けて闘う。

彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が、いま幕を開ける。

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