子供の頃よく遊んだ糸電話。
そんな糸電話ですが、良く聞こえる糸や聞こえにくい糸なんてあります。
それにどの距離まで聞こえるのか気になりますね。
NHKの朝ドラ「半分青い」では100mの長さの糸で川を挟んで実験をして聞こえると言っていましたが果たして本当に聞こえるのでしょうか?
糸の種類や太さはどんなのがいいの?
糸電話に使える糸の種類は以下の通りです。
他にも沢山の種類があるので気になったら自分で試してみてください。
- タコ糸
- 釣り糸
- 毛糸
- ギターの弦
- ミシン糸
- 針金
- ピアノ線
等あります。
お勧めは軽くてしなやかな糸(毛糸やタコ糸、ミシン糸)です。
なぜ軽い糸がいいかというと、音を伝えるときに糸を振動させたときに損失が小さいからです。
損失が大きいと音の振動エネルギーが相手に伝わる前に小さくなって良く聞こえなくなります。
太さは、なるべく細い糸が良いです。
細いほど振動させるときのエネルギーの減衰を防ぐことができます。
また、太い糸は低い音を伝えやすく、細い糸は高い音を伝えやすいです。
糸電話はどこまで聞こえるの?
糸電話はいったいどの長さまで聞こえるのでしょうか?
色々試している動画を見つけましたので紹介します。
50メートルの長さで聞こえる?
50メートルの長さの糸電話は聞こえるのでしょうか?
結論から言うと聞こえます。
糸をピンと張るとより音が良く聞こえるようになります。
まだまだ余裕の様ですね。
100メートルの長さで聞こえる?
では100メートルではどうでしょうか?
動画の4分ほどの所で聞こえるかどうかわかります。
是非どんな感じに聞こえるのか聞いてみてください。
もう少し長い糸でもいけそうですね。
1000メートルの長さで聞こえる?
さすがにこれはいけるのでしょうか?
動画を最後まで見てもらえるとわかりますが、1000メートルまで行くと聞こえないようですね。
ちょっと海辺でやっているので、風の音で声がかき消されている可能性もありますね。
もっと静かなところでやったら行けたかもしれませんね。
ただ、動画を見るとわかりますが、糸がしっかりと張れていないので、それも聞こえずらくなる原因です。
糸電話で自由研究をするなら
小学校の自由研究をしてみたいというあなたにどんな実験をすればいいのかを紹介します。
糸の種類を変えて音の聞こえ具合を調べる:研究内容1
糸電話の一番大事なところはどんな糸を使うかですよね。
その種類を何種類か用意してどれが一番聞こえやすかったのかを調べてみてはどうでしょうか。
その理由なんかも考えてみると実験としては最高ですね。
糸の長さを変えて音の聞こえ具合を調べる:研究内容2
やっぱり糸電話といったらどこまで届くのか知りたいですよね。
動画では1000メートルは聞こえませんでした。
ならどこまでの長さなら聞こえるのか?
調べてみると面白いと思いますよ。
糸電話の糸をバネにするとエコーがかかる
実は、糸電話の糸にバネを使うと、声にエコーがかかるって知っていましたか?
バネが音を反射させて、声にエコーがかかるのです。
どんな風に聞こえるかというと、スピーカーから聞こえる音のように聞こえるのです。
これも自由研究のネタにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:糸電話は理科の実験に最適!
糸電話について紹介しました。
どんな糸の種類がいいのか?
どこまでの距離が聞こえるのか?
気になったら一度試してみると面白いですよ。