鈴木亮平演じる西郷どんの6話あらすじをネタバレありで解説していきます。
気を付けてご覧ください。
6話「謎の漂流者」あらすじ
物語は吉之助(鈴木亮平)が斉彬(渡辺謙)との相撲に勝って投獄されたところから始まります。
吉之助は、そこに先に投獄されていた男(劇団ひとり)がいました。
吉之助はその男に話しかけます。その男は何やら異国の言葉を話していました。
糸(黒木華)は吉之助が投獄されたと知り吉之助に会いに行きます。
糸は吉之助の事が好きなので、切腹の沙汰が下されたと思い込んで我を忘れていました。
牢屋に戻って、吉之助はその男に話しかけます。
しかし、その男は日本語がじゃべれません。
しばらくすると、いきなり牢屋に男が現れ、その異国の男を殺そうとします。
襲ってきた男が言うには、「その男は琉球で我が藩の秘密を見た。殺さねば藩が取り潰しになりかねん。」
吉之助は襲ってきた男を撃退しますが、異国の男は、衰弱しきっており、倒れてしまいます。
一方家に帰った糸は、父に吉之助に会いに行ったことがばれ、しばらく家に謹慎になりました。
吉之助は、異国の男を連れ牢屋をぬけだし、家に帰ってきてしまいます。
次の日、異国の男は目を覚まします。男は自分はジョン万次郎だと言います。
歴史に名高いあのジョン万次郎ですね。
吉之助は隣に住んでいる正助(瑛太)にジョン万次郎の通訳を頼みます。
正助(瑛太)は何かを隠しているジョン万次郎に嘘をつかず本当の事を言った方が良いといいます。
その夜、吉之助は正助に事情を話します。
実は、牢屋に入れられた理由は、斉彬の部下の山田為久(徳井優)からアメリカから密航してきた男の狙いを探るように命じられたからでした。
山田が言うには、ジョン万次郎はスパイだというのです。
二人が話し合っていると、ジョン万次郎は逃げ出そうとします。
ジョン万次郎は私は土佐へ行かないとならないといいます。
どうやら母親が土佐にいて会いに帰りたかったのです。
吉之助は斉彬に事情を説明した手紙を送ります。
すぐに斉彬は山田に土佐にいる母親の事を調べさせます。
そして半月後、吉之助の元に斉彬から荷物が届きます。
それは、ジョン万次郎の母親からの荷物でした。母親は元気に生きているのでした。
万次郎はすべての事情を話します。
「土佐で漁船に乗りよったある日嵐で潮に流されてしもうてアメリカのウェルシップに助けられたがよ。」
「そのウェルシップに乗って世界を回った。いろんな国の人に会うていろんな事を学んだ。
こじゃんと楽しかったぜよ。
けんどホームに残したおかあの事が心残りで。
日本に戻んたら死罪になるかもしれん。
けんどおかあの事を夢で見るたんびに胸がかきむしられるようにホームが恋しゅうなって死んでもえいけん海を渡ろうと思うたがよ。」
母を思って命がけで海をわたってきたのでした。
おかあへのラブぜよ。
アメリカでは好いたもの同士が結婚すると言っていました。
そして、万次郎は斉彬の元へ参ります。
斉彬は万次郎になぜアメリカが日本に軍艦を差し向けるのか問います。
万次郎は、商いが望みだと答えます。
斉彬「それを拒んだらどうなる?」
万次郎「戦争になります。」
斉彬「戦ったら日本は勝てるか?」
万次郎「無理ですろう。わしが琉球で見聞きした限り到底太刀打ちできん。大砲は古くさい。
鉄で出来た軍艦もない。そもそもその鉄を作るファクトリーがない。ほんじゃきスチームで動くエンジンも作れん。痛い目に遭う前にさっさと門を開いて招いたらえいがです。」
万次郎は全く歯が立たないといいます。
斉彬「よし万次郎そなたが土佐に戻るまでの間そなたが知っておる事をわしに教授してくれぬか?」
万次郎「わしにできる事やったらお力になるがです。」
ジョン万次郎の協力をへて斉彬は蒸気船作りに着手します。
吉之助は斉彬に呼ばれます。
斉彬は、牢屋に入れた際、襲ってきた男を使って吉之助を試していたのでした。
吉之助は期待に応え褒美を与えられます。
吉之助は、正助とその父親の処分を解いてほしいと願います。
今回の件は正助の力がなければ万次郎と話すらできなかったと。
斉彬はその願いを聞き入れるといいますが、もう少し待ってくれと言います。
近いうちに必ずお前たちの力が必要になるからそれまで精進して待つように言います。
吉之助は正助に報告に行きます。
そこで、正助は吉之助に糸に会いに行くように伝えます。
吉之助にしか糸の婚約は止められないと。
一方、糸は、父に外出を禁じられていました。
そんな糸を連れ出した正助は、ジョン万次郎から聞いたメリケンの話を聞かせ、好きな人に愛を伝えること、それがラブだと語る。
吉之助に好きな気持ちを伝えるべきだといいます。
それを聞いて糸は駆け出します。
吉之助に行くと、吉之助に縁談の話があると聞きます。
吉之助に思いを伝えられぬまま糸は家に帰る途中吉之助に出会います。
吉之助は正助のがいい男なのにと言います。(まだ勘違いしています。)
糸は海老原と覚悟を決めて結婚するといいます。
糸「メリケンでは親が決めた相手ではなく好きな者同士が夫婦になっこつができると聞きもした。
こん国もいつかそげなふうに自由でよか国になると思いもすか?ええ。
そいは10年後ですか?20年後ですか!?糸どん…?吉之助さぁはよそげんよか国になるよう気張ってたもんせ。
分かった。
私は間に合いもはんじゃした。
岩山糸は西郷吉之助さぁの事を好いちょいもした。
子どもの頃から大好きでございもした!」
糸は吉之助に告白し、吉之助は驚きます。
そして糸は去っていきます。
ほどなく糸は海老原家に嫁ぎ6話は終わります。
6話を見た視聴者の感想
面白さのカギは万次郎の「おっかぁ・・」と「ラブぜよ!」
大河ドラマ 西郷どん6話感想まとめ 劇団ひとり演じるジョン万次郎がハマり役?笑ってしまう
西郷どん第6話。ジョン万次郎が薩摩に来て世界の情勢を語るなんてまたまた~と思ってWikipediaを読んだら薩摩に来たのも斉彬が直接話を聞いたのも史実のようでやっぱりロシアンルーレットによる藩主交代は史実だったんだと確信しました
第6話は、漁の最中に無人島へ流れつき、そこで5ヶ月過ごした後に米国へ渡り、10年間勉強してから幕末の日本へ帰国した ジョン万次郎さんが主役です 幕末でも屈指の波乱万丈な生涯を送られた方 頭脳明晰で色々と興味深いです
まとめ:有名なジョン万次郎が登場
万次郎訳の劇団ひとりが意外に演技が上手くて驚きました。
次回も楽しみですね。